検証メモ

ゲームや関連領域の関する気になった点を検証していきます。

男が歌って一番恥ずかしいアイマス曲は何か、検証してみた。(シンデレラ編)

ヒトカラに言った友人が

【悲報】メルヘンデビュー!の「キャハッ☆ラブリー17歳☆」がヒトカラでさえ恥ずかしすぎて演奏停止

と貧弱な事をTwitterでノタマっていたので、本当にそうなのか、そして他のアイマス曲でもそういうのがあるのかどうか調査してみた。

といっても、300曲はあるアイマス曲をいっぺんに全部調べることは難しいので、まずは「メルヘンデビュー」を含むシンデレラ曲から。

 [1]検証方法

2014/6/30時点でリリースされている「CINDERELLA M@STER 001」から「030」を順番に、その次に全体曲とユニット曲を歌い、3時間かけて36曲を実際に男がカラオケ屋(ヒトカラ)で歌って検証。

 [2]検証によって見えてきた傾向

○恥ずかしさに+に働く要因

A)歌詞

 a-1)女の子の恋の歌

 a-2)かわいい歌詞

 a-3)かわいい擬音語

 a-4)自分の境遇とは縁のない設定

 a-5)歌詞に意味深な物を感じてしまう

B)元歌の声

 b-1)元歌の声がきゃぴきゃぴ

 

○恥ずかしさに-に働く要因

C)歌詞

 c-1)恋の歌ではい

 c-2)状況が「わかるわ」と言いたくなる設定

 c-3)かわいさよりきれいさ・美しい方が強い

 c-4)応援歌

D)曲

 d-1)荘厳

 d-2)ゆっくり

 d-3)かっこいい

 d-4)情熱あふれる

 d-5)高らかに歌い上げる

○失敗すると恥ずかさ+だが、うまくキマると-に働く要因

E)歌った時にドヤれる

 e-1)早口・ラップ

 e-2)曲調が複雑

 e-3)1番と2番、あるいは大サビとで曲調やテンポが異なる

 e-4)台詞があり、それがきれキマる

 e-5)コールがあり、それがきれいにキマる

 

ええ、cool曲やpassion曲に比べてcute曲が圧倒的に不利です。

で、いくつか個々にピックアップすると

◆DOKIDOKIリズム(城ヶ崎莉嘉)やRomantic Now(赤城みりあ)は、歌詞はおっさんが歌うものではないが、早口のところやラップ部分が決まると気持ちよく病みつきになる。

◆華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~(神崎蘭子)も、歌詞はどうかしてるが、歌ってるうちに陶酔できる。そのまま台詞ゾーンに突入してしまうので、ついついノリノリで言えた。

◆S(mile)ING!(島村卯月)は純粋な気持ちの歌詞だけど、歌い上げるところが多くてメチャ気持ちいい。

◆Angel Breeze(川島瑞樹)、歌詞の内容が本当によく………わかるわ。

 

[3]検証結果

以下に「男が歌って一番恥ずかしいアイマス曲(シンデレラ編)」の上位3つを上げる。一応順位を上げてはみたが、どれも大きく差はなかった。

なお、当然の如く個人の体験による感想である。

[第三位]ましゅまろ☆キッス(諸星きらり)

……もともとがきゅんきゅん☆な歌詞を山盛りデコレーションしている上にきゃわーな声で難易度高し。『chu』ってなんだよ!しかもそれを乗り越えても最後の『「大好き!」』と『キャ!言っちゃった☆』の台詞コンボが待ち構えてると言う、最後まで気の抜けない強敵。なお、2番頭の『私の「大好き」の中は あなたでいっぱい』の部分をライブ仕様で『Pちゃんでいっぱーい!』に変えるとあら不思議、そこに裏ボス登場である。

[第二位]メルヘンデビュー!(安部菜々)

……台詞満載語りかけ満載擬音語満載コール満載の電波曲なだけで厳しいのに、それを安部菜々さんじゅうななさいが歌うという文脈が追い打ちをかけ、さらにおっさんが実際に歌うということで見事に三重殺が成立。いやだって、これが本田未央の持ち歌で城ヶ崎美嘉がカラオケで歌うというシチュエーションなら結構いけるっしょ。

[第一位]アタシポンコツアンドロイド(双葉杏前川みく、島村卯月、小日向美穂安部菜々)

……冒頭の『アタシポンコツアンドロイド ゴシュジンサマ  ス キ』から実際におっさんが歌うとクラクラきますよ。全体的に恋する乙女な上に決して経験したことのないアンドロイド役。で、『はだかになっちゃおっかな』の「恥ずかしい台詞&語りかけ」のあとに畳みかけるような『なっちゃえー』のコール。これ、素面で歌えるようになったら男として一段上の存在に成長できるような気がする。

 

[4]今後の展望

・今回はシンデレラ編であり、もちろん他の歌も同様に検証をしていく。

・また、[2]で挙げた傾向が他の歌にも妥当であるかどうかも同時に検証を行う。

・今回「男が歌って恥ずかしいアイマス曲(シンデレラ編)」として挙げた3曲について、恥ずかしさを+にする要因として台詞やコールがあることがあげられるが、これはE)の「失敗すると恥ずかさ+だが、うまくキマると-に働く要因」でもある。つまり、練習を重ね歌いこなすことができた時、これらの歌が男が歌っても恥ずかしくはないかどうか、追加実験を行う必要がある。